よく街中で聞く「中国語」って聞いていると、とても難しそうですよね。.
中国人は、とても早口で、言葉から感情が読み取れないのでコミュニケーションを取るのが困難な感じがするのですが、中国語って一体どんな構造をしているのでしょうか?
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中国語の発音の仕組みは3つのパーツで成り立っている
中国語は、高音低音が混じり合っていて、とても複雑そうなイメージがありますが、実は3つのパーツから作られているのです。
まずはあいさつでよく使われる「你好(ニーハオ)」の「你」を例に見ていきましょう。
あなたという意味の「你」は「n」という子音と、「i」という母音と「第3声(v)」の声調を合わせて発音します。
文字はアルファベットを使った「ピンイン」という形式で書かれています。
「你」の発音を聞いてみましょう。
いかがでしたか?
「n」と「i」で「ニー」と聞こえたと思います。
そして第3声である「低く抑えた」ような声調が合わさっていました。
このように中国語は、アルファベットを使用した「ピンイン」と「声調」を組み合わせて発音されるのです。
声調は4種類
中国語は高音と低音の組み合わせが多いですが、それは4種類の声調が合わさっているからなんです。
ここでは「m(子音)」と「a(母音)」を合わせた「ma(マー)」という音と4種類の声調を合わせてみましょう。
どれも「ma」というピンインで表記されますが、声調によって意味が変わってきます。
「ma」の第1声(高い音を伸ばす)は「妈」でお母さんという意味になります。
「ma」の第2声(低いところから持ち上げる)は「麻」で麻という意味になります。
「ma」の第3声(低く抑える)は「马」で馬という意味になります。
「ma」の第4声(高いところから一気に下げる)は「骂」で罵るという意味になります。
文章を読んだだけではわかりずらいと思いますので、音声を聞いて耳で確かめてください。
声調の仕組み
まとめ
中国人が早口でまくしたてる中国語は、今回勉強した4種類の「声調」から形成されていたんですね。
日本人にとっては、あまりなじみがない「声調」ですが、意識して覚えてしまうと後の学習がラクになりますので、できるだけ声に出して体で覚えてしまいましょう。
●中国語の高低音は「声調」で決まる
●中国語の声調は、全部で4種類
中国語で使用する漢字や発音については、こちらでわかりやすく解説しています。
◯伝わる中国語講座1-中国人が使う漢字は「簡体字」と「繁体字」どっち?
◯伝わる中国語講座2-声調ってなに?
◯伝わる中国語講座3-母音ってどうやって読むの?
◯伝わる中国語講座4-子音ってどうやって読むの?
◯伝わる中国語講座5-声調変化ってなに?