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中国語でインバウンド接客!

インバウンド集客

外国人観光客が一番多い月は何月?2018年-2019年データ付き

更新日:

日本を訪れる外国人観光客がここ数年急激に増えつつある中、「インバウンド」という言葉が少しずつ社会に認知されるようになりました。.
数年前には「爆買い」という中国人団体観光客の買い込みによる社会現象が起き、都市部や観光地では外国語で表記された注意書きやメニューなどをよく見かけるようになりました。

町中を歩くとよく耳にする外国語、その頻度が増える度に外国人観光客の増加を肌で感じている人も多いのではないでしょうか。
では、実際どのくらいの訪日観光客が日本を訪れているのでしょうか?
また彼らはどの季節を好んで日本を訪れているのでしょうか?

2019年のデータを見ながら、2020年以降の動向を探っていきたいと思います。
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2019年は過去最多の3188万人が日本を訪れました

2019年は訪日外国人観光客が合計で「3188万人」と前年比で2.2%増加(2018年は3119万人)となり、過去最多の訪日者数となりました。

2019年訪日外国人観光客
1月=268万人(7.5%増/2018年1月=250万人)
2月=260万人(3.8%増/2018年2月=250万人)
3月=276万人(5.8%増/2018年3月=260万人)
4月=292万人(0.9%増/2018年4月=290万人)
5月=277万人(3.7%増/2018年5月=267万人)
6月=288万人(6.5%増/2018年6月=270万人)
7月=299万人(5.6%増/2018年7月=283万人)
8月=252万人(-2.2%減/2018年8月=257万人)
9月=227万人(5.2%増/2018年9月=215万人)
10月=249万人(-5.5%減/2018年10月=264万人)
11月=244万人(-0.4%減/2018年11月=245万人)
12月=252万人(-4.0%減/2018年12月=263万人)
2019年=3188万人(2.2%増/2018年=3119万人)

2019年前半は、毎月微増が続いていましたが、8月以降は訪日韓国人の減少が続き、年間トータルではギリギリで昨年(2018年)を超えた形となりました。
韓国人観光客の減少が顕著で、昨年に比べて「約26%(195万人)」減少しました。

2020年になってからは、今まで訪日外国人のトップである「中国人観光客」がコロナウイルスの影響により訪日が制限されるので、2019年よりも厳しい数字が続くと予想されています。

まだまだ伸びる外国人観光客数

増え続ける外国人観光客の中でも、アジアから来る観光客が圧倒的に多いのが下記の表からわかります。

2019年訪日観光客数

観光客数 前年比
中国 約959万人 +14.5%
韓国 約558万人 -25.9%
台湾 約489万人 +2.8%
香港 約229万人 +3.8%
米国 約172万人 +12.9%

2019年は、韓国以外の国で訪日観光客が増加しました。
特にトップの中国は、毎年10%以上の増加率があるのですが、今年はコロナウイルスの影響がどこまで響いてくるのでしょうか。

エリア別に見ますと中華圏(中国・台湾・香港)の観光客が多く、外国人旅行者数の半数以上を占めています。

日本でお金を使ってくれるのはやはり中華人

やはり消費額でもアジア勢がトップにランクイン。
特に中華人の購買意欲の高さが目につきます。

2017年度訪日観光客消費額

 消費額(構成比)  前年比
中国 1兆6946億円(38.4%) +14.8%
台湾 5744億円(13.0%) +9.5%
韓国 5126億円(11.6%) +43.3%
香港 3415億円(7.7%) +15.8%
米国 2503億円(5.7%) +17.5%

2017年の訪日外国人旅行者の消費額は「4兆4161億円」でした。
2016年の消費額が「3兆7476億円」なので、2017年度は前年比「+17.8%」と順調に伸びています。

数年前の爆買いとは違い、やみくもに日本の商品を購入するのではなく、計画的なお金の使い方にシフトチェンジしていると言えるでしょう。

消費額でもアジア勢が強く、特に中華圏(中国・台湾・香港)の消費額が全体の「59%」を占めていることから、中華圏の観光客なしではインバウンド業界は成り立たないことがわかります。

外国人観光客が多い時期はいつなのか?

これだけ増えている訪日観光客、一体彼らはいつ頃日本を訪れているのでしょうか。
2016年のデータを見てみましょう。

2017年訪日観光客者数

1月=229万人
2月=203万人
3月=220万人
4月=257万人
5月=229万人
6月=234万人
7月=268万人
8月=247万人
9月=228万人
10月=259万人
11月=237万人
12月=252万人
2017年=2869万人

2017年のデータを見てみると、250万人を突破している月は、4,7,10,12月となっています。
3,4月は桜需要、7,8月は夏休み、10月は中国の大型連休がある国慶節、12月は日本の年末など、各訪日外国人が目的を持って日本を訪れているのがデータを通してわかります。

特に7月の観光客数は一年を通して最も多いのが特徴です。
これは、各国の学校が6月で卒業を迎えるため、翌月の7月に卒業旅行シーズンに入るためだと思われます。
また夏休みシーズンで家族連れが増える時期でもありますので、統計上一番多い月になっています。

お金を持っている外国人はいつ頃日本に来るの?

では、訪日外国人の中でも消費額が特に多い中華圏「中国(1位)・台湾(2位)・香港(4位)」の人達はいつ頃日本に来ているのでしょうか?
中華圏(中国・台湾・香港)の来日データを見てみましょう。

中国人旅行者はサマーシーズンが一番多い!

中国人の2017年消費額「1兆6946億円(1位)」
2017年中国人訪日旅行者数

1月=63.0万人
2月=50.9万人
3月=50.8万人
4月=52.8万人
5月=51.7万人
6月=58.7万人
7月=78.0万人
8月=81.9万人
9月=67.8万人
10月=66.3万人
11月=56.7万人
12月=56.4万人
2017年=735.5万人

訪日外国人の中でも旅行者数と消費額が一番多いのが中国人旅行者です。
中国人は、以前は団体旅行の比率が高かったのですが、最近はFIT=個人旅行者も増えてきています。
食事や宿泊費よりも買物にお金を使う傾向があります。

データを見ますとサマーシーズンである7,8月が最も多いのがわかります。
中国人と言うと旧正月がある1,2月の旅行者が多いイメージがありますが、実際は1,2月は平均的に少なく、4月から夏に向けて旅行者が増加する傾向があります。

台湾人旅行者は毎月平均して訪日している

台湾人の2017年消費額「5744億円(2位)」
2017年台湾人訪日旅行者数

1月=35.0万人
2月=34.2万人
3月=33.9万人
4月=41.3万人
5月=40.7万人
6月=43.3万人
7月=44.6万人
8月=37.7万人
9月=34.7万人
10月=42.1万人
11月=36.3万人
12月=31.9万人
2016年=456.4万人

台湾人旅行者は、旅行者数(3位)と消費額(2位)が多く、インバウント対策としては重要な旅行者層です。
台湾人旅行者の傾向として、FIT=個人旅行者(家族連れを含む)が多く、リピーター率が高いのが挙げられます。
また台湾人はスマホを駆使して、旬な情報を把握するのが上手く、新製品やニッチな商品を購入することを好みます。

訪日時期に関しては、どの月もまんべんなく訪日しているというイメージ。
比較的多い月がやはりサマーシーズンです。12月は若干少ないです。

香港人旅行者は日本の季節を知り尽くしている

香港の2017年消費額「3415億円(4位)」
2017年香港人訪日旅行者数

1月=18.5万人
2月=14.0万人
3月=16.4万人
4月=20.9万人
5月=18.1万人
6月=20.1万人
7月=23.4万人
8月=19.6万人
9月=16.5万人
10月=17.1万人
11月=17.2万人
12月=20.7万人
2017年=223.1万人

香港人旅行者も、毎月平均的に訪日しています。
香港人はリピーター率が高く、計画的な観光をするのが特徴です。
観光時期も桜・サマーシーズン・紅葉など日本の美しい景色が楽しめる時期に観光者が増える傾向があります。

まとめ

2017年の訪日観光客のデータを見てきましたが、どの国の観光者もサマーシーズン(7.8月)が最も多いことがわかりました。
中華圏(中国・台湾・香港)などは、旧正月がある1.2月に集中しているというイメージがありますが、実は春から夏にかけて旅行者数が増加する傾向があります。

インバウンド対策において、外国人観光客の動向を知ることはとても大切です。
ぜひ各国旅行者の特徴や傾向を研究して、効果的な対策をしてみてください。

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