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FIT(個人旅行者)を集客するなら必読!ネット活用でここまで変わる!外国人観光客を呼び込む方法

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今回は、「ネット活用でここまで変わる!外国人観光客を呼び込む方法」を紹介します。.

筆者はインバウンドコンサルティングとして10年以上の経験を持ち、特にインターネットを活用した外国人観光客の集客・観光地の誘客コンサルティングを主に活動しています。

本書では、どのような外国人客層にどういった施策をすれば効果的なのかを、筆者が多くの旅館や飲食店をコンサルティングして成果が出た例を挙げ、わかりやすく解説しています。

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これからのインバウンドは「ネットFIT層」が主役

数年前までなら、外国人観光客と言えば団体旅行客で、主に中国人観光客を相手にしていれば、大きな売上を確保できました。爆買いに代表されるような、団体旅行客を囲い込み免税店で大量に買物をしてもらうという、とても合理的なビジネスを進めてきました。

そして、百貨店や家電量販店では、そういった客層をさらに取り囲むために、免税店または免税コーナーを設置し、売上をさらに拡大させようとしたのです。

しかし、1,2年前から外国人旅行客のスタイルに変化が出てきました。
自分で行きたい国の情報収集を行い、自ら飛行機のチケットや宿泊先の手配をしてしまう客層です。
それが「FIT(個人旅行者)」層と呼ばれる人達です。

FIT層の台頭で、今まで団体客にターゲットを絞ってきた店舗は、軒並み売上を落とし、インバウンド市場の潮目が変わったことを痛感させられたのです。

「FIT(個人旅行者)層」は確実に増えている

いくらFIT層が増えているとはいえ、まだまだ団体客の方が多いのでは?と考えている方もいると思いますが、世界ではすでに旅行者の個人化が進んでいて、それは訪日旅行者にもハッキリと変化が見て取れます。

2016年度訪日旅行者形態表(観光庁)

団体旅行 個人旅行
中国 45.1% 54.9%
韓国 12.2% 87.8%
台湾 36.0% 64%
香港 10.9% 89.1%
アメリカ 10.3% 89.7%
タイ 24.8% 75.2%

中国や台湾では、まだまだ団体客が多いですが、個人旅行の割合が半数以上を占めています。
韓国や香港、アメリカの訪日客は、個人旅行者が9割近くを占めていることから、今後も旅行者の個人化が進んでいくと見て間違いないでしょう。

「ネットFIT層」を取り囲め!

FITの増加は、各種メディアで取り上げられているのでご存じの方も多いのでは。
本書ではこのFITをさらにカテゴリーで分けた層があることを解説しています。

筆者は、FITでもインターネットを積極的に利用し、リピーターで若い年代の外国人旅行者を「ネットFIT」と呼んでいます。

筆者は、この「ネットFIT」が、急速に増えた要因として
1.ネット上での情報量が増大したことで個人旅行手段が多極化したこと
2.自由な旅行を求める訪日リピーター層が増加したこと
と分析しています。

勝者から学べ!「ネットFIT層」集客の仕方

ここまで、今後のインバウンドの主流であるのは「ネットFIT」であることを説明してきました。
4章の「宿泊施設と飲食店の集客事例」では、実際に筆者がインバウンドコンサルティングをして外国人観光客の集客に成功した事例を一つずつ解説しています。

例として、京都嵐山にある小規模の旅館のケースが紹介されています。
この旅館では、平日の稼働率が悪く、筆者にどうすれば改善できるかを相談したところ・・・

英語サイトの開設
海外向けプロモーション(旅館周辺のスポットを英語で紹介)

上記2つの施策を実施したところ、外国人宿泊者の比率が10%から「45%」まで増えたのです。

以上のように効果的な施策をして結果が出たケースをいくつも紹介しています。

<インバウンド集客事例>
◆京都嵐山の旅館
◆鹿児島霧島市の温泉ホテル
◆長野県下高井の旅館
◆東京新宿のビジネスホテル
◆浅草の素泊まり旅館
◆岡山県早島町のゲストハウス
◆京都祗園の旅館
◆東京の焼き鳥居酒屋
◆長野県高井郡のちゃんこ鍋屋
◆東京都港区のレストラン
◆兵庫県城崎温泉
◆長野県山ノ内町

宿泊施設や飲食店で外国人客の集客で悩んでいる方には、同業の方がどんな問題を、どんな施策をして、どう改善したのかが詳しく解説してあるので、読むだけでもかなり参考になると思います。

インバウンド対策は、小さくてもできることから着手するだけで結果が出ることがあります。
成功例を読むだけでも、今後の対策に向けたアイデアを得られると思います。

インバウンド集客に対するQ&Aから学ぶ

5章の「インバウンド集客についてのQ&A」では、インバウンド対策をしたいけどできていない店舗が持つ悩みをQ&A方式で回答しています。

例として
◆外国語サイトをリニューアルしたいのですが予算がありません。どこから手をつければいいでしょうか?(温泉旅館)

上記の質問に対し、筆者はこう答えています。

限られた予算でいかに最大限の効果を生み出すか、これこそが事業の醍醐味ではないでしょうか。「リニューアルが必要」と認識されている時点で、館内や外観の写真が古いことがほとんどですから、まずは写真を撮り直しましょう。なぜなら、外国人には文章での説明よりも画像のほうが旅館のよさを伝えやすいからです。

上記のように筆者が、今まで蓄積したインバウンドに対するノウハウを各ケースに合わせて的確にアドバイスをしています。

その他にも「LGBTの外国人客を集客したい」「ハラル対応はどうすればいいでしょうか?」「海外メディアやガイドブックに紹介されるにはどうしたらいいですか?」など様々な質問に答えていますので、同じ悩みを持っている方には必見の内容になっています。

まとめ

今回紹介しました「ネット活用でここまで変わる!外国人観光客を呼び込む方法」は、ネット活用に長けている「FIT層」を集客したい方に必見の内容になっています。

主にホテル・旅館、または飲食業を営んでいる方で、外国人観光客の集客に悩んでいる方に、的確なアイデアが満載の内容です。

こんな方に読んで欲しい

インバウンド集客に悩んでいる方
今後増え続ける「FIT層」を集客したい方
FIT層」がどんなサイトを経由してホテルや旅館を探しているかを知りたい方
海外の観光者が、どんなサイトを参考にして旅行プランを立てているのかを知りたい方
FIT層」の集客に成功したケースを知りたい方

インバウンドで成功を収めるには、これから増え続ける「FIT(個人旅行者)」の集客は欠かせません。実際に集客で成功している例を参考にすれば、あなたのインバウンド展開に必ず結果が出ることでしょう。

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