今回、台北世界貿易ビルで開催された「台北国際観光博覧会(夏季)」に行ってきました。.
当日は雨が降っていたのですが、そんなジメジメした天気を吹き飛ばすかのような熱気に包まれた博覧会でした。
外国人観光客が多いのは知ってるけど、どうしたら良いのか分からない人は必見!インバウンドビジネス必読のベストセラー
インバウンドで何をしたら良いか分からない人はこの本を読むべき!「インバウンドビジネス入門講座」
これから増えるFIT層(個人旅行者)を攻略したいなら必読!FIT層集客の良書!
FIT(個人旅行者)を集客するなら必読!ネット活用でここまで変わる!外国人観光客を呼び込む方法
こちらは台湾ローカルのブースです。
台湾の旅行社が提供する日本行き旅行パックは、都市部がチケットとホテル代込みのパックが主流でした。東京などの都市部は自分で行きたい所を自由に決められる個人旅行が好まれるのでしょう。
逆に北海道や東北などは、観光地が散らばっていて、交通手段が必要なことからバスツアーの商品が多いですね。
僕がトイレに行っている時にウチの奥さん(台湾人)が、ブースのお姉さんにオススメの日本旅行を聞いたのですが、なんとそのお姉さんは日雇いのアルバイトさんらしく、自分が所属しているブースよりも隣のブース(違う旅行社)の方が安いと教えてくれました。
これは台湾人の性格をよく表していまして、台湾人は自分が得だと思ったことは誰にでもシェアする考え方があるのです。中国語で「分享=fēn xiǎng」と言うのですが、この「分享」をブログやSNSなどでよく見かけるのです。
食べて美味しかったレストラン、買い物でサービスしてくれたお店、サービスが素晴らしいホテルなど、お得情報をすぐにリアルタイムで流してくれるので、それを目当てに情報を探している人も多いですね。
台湾人のこういった性格を、日本の業者さんはうまく商売に取り入れて欲しいですね。
日本関連のブースエリアも設けてありました。こちらも人がすごい。
台湾の皆さん、真剣にパンフレットを見ています。それだけ日本旅行に関心があることが伺えます。
プラカードに書いてある日本旅行の値段がかなり安いです。聞いたら税抜き価格だそうです。
台湾ではフェイスブックの利用者が多いことから、こういったイベントもやっています。ちなみにこのブースのフェイスブックページで「讚=いいね」を押すと景品(左下のチョコレート)がもらえます。
日本各地の観光推進協会のブースがかなりありました。
鳥取県ブースの方と少し話をしたのですが、LCCで台湾↔鳥取県の便がないにも関わらず、最近台湾人観光者が増えているそうです。
やはり台湾人の行動範囲はかなり広いのがわかりますね。
ちょっと驚いたのが、ドンキホーテ免税店のブースが出展していたことです。
浴衣の貸出をしていて、奥で記念撮影ができるようになっていました。
展覧会の一番隅にあるブースなんですが行列ができていました。台湾人の写真好きをうまく利用して知名度向上を狙っているのでしょう。海外でこうした仕掛けができるのは素晴らしいことだと思います。
居酒屋の和民さんも記念写真をしていましたね。
イオンも出展していて、台湾人が好む日本製品をアピールしていました。
まとめ
旅行博覧会なので、旅行に関するブースばかりだと思っていましたが、ドンキホーテやイオンなどが出展していて意外でした。
日本に来てから買い物をする店舗として知名度アップを狙っていたのだと思います。
それだけ今のインバウンド市場の大きさを表しているのだと思います。
今後は各店舗・施設でどれだけ外国人観光客を取り込めるかがカギになってくるでしょう。
特に旅行意欲と購買力が高い台湾人にターゲットを絞るのはとても有効だと思います。
インスタグラムだと「#旅展」で今回の台北国際観光博覧会の様子を見ることができます。
フェイスブックの専用ページはコチラ