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中国語でインバウンド接客!

インバウンド集客

お湯こそが最大のインバウンド集客アイテムだ!

更新日:

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タイトルを見てなんで「お湯」で集客できるの?と思った方が多いと思います。.
実は「お湯」は中華人(中国人・台湾人・香港人)の生活には欠かせないものなのです。

訪日観光客で半分以上を占める中華人の生活習慣を知ることはインバウンド対策として必須です。

まずは中華人の生活習慣から「お湯」を見ていきたいと思います。
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中華人(中国人・台湾人・香港人)の生活習慣

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ニュースでよく訪日中国人が爆買いしている記事を見ますが、売れている商品で目につくのは「ミニ魔法瓶」です。この「ミニ魔法瓶」、価格は3000円くらいから1000円くらいのものまでありますが、よく売れているのが、「象印製のミニ魔法瓶」で高級モデルが売れています。
2015年の春節(旧正月)で、訪日中国人が皆「ミニ魔法瓶」を爆買いして、3月31日に象印の株価がストップ高になるほどでした。

なぜ中華人はそこまで「ミニ魔法瓶」を欲しがるのか?

それは中華人の生活習慣には「お湯」が欠かせないからなのです。中国や台湾では水は硬水なためそのままでは飲めません。なのでお湯を沸かして飲む習慣があります。(开水と言います)

中国や台湾ではどこにでも給湯器があって、お湯と水が無料で飲めます。役所や図書館、学校、会社どこにでもあります。
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中国人はミニ魔法瓶にお湯を入れてお茶を淹れたり、薬(漢方)を飲んだりしています。台湾は南国なため、みなさんプラスチックの容器に冷水(沸かした水)を入れて飲んでいます。

冷たい物を食べることは不健康である

また彼らは体を冷やすことを嫌うため、冷たい飲み物や食べ物はあまり好みません。冷たい物を食べると内臓が冷えて体に悪いと言われているからです。なので常に「お湯」や「熱いお茶」を携帯しているのです。

僕の嫁(台湾人)は日本のラーメン屋さんのお冷が苦手で、いつも氷抜きにしてもらい、冷水がぬるくなるのを待って飲むほど苦手です。

台湾人が日本の空港でお湯がなくて困った話

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そんな生活習慣を持っている中華人が、日本に旅行に来て困ったことがありました。
僕の台湾人の友人が、日本で旅行した際に「お湯」が手に入らず困った話です。

なんでお湯をくれないの?

彼女は日本に旅行に行き、買物や観光を満喫。最終日、旅の疲れが出たのか風邪を引いてしまいました。空港でフライトを待っている時に、風邪薬を飲もうと空港内にある某コーヒーショップに行き、お湯をもらおうと店員に頼みました。

しかしマニュアルに従順な店員は、友人に水は提供できるが、お湯を提供するサービスはしていないと断ったのです。そんな言葉を想像していなかった友人はあぜんとしてしまいました。

そして帰国後、僕に向かって「日本はなんでお湯が手に入らないの?」、「台湾ならどこの店でもお湯をくれるわよ」、「お湯がないと不便でしょ!」と不満を漏らしたのです。

同じアジアの国とはいえ生活環境の違いを感じる訪日観光客は少なくないでしょう。

中国人が海外旅行で必ず聞く言葉「お湯ないの?」

「これって本物?」「安くならないの?」、外国人を困らせる中国人観光客の質問トップ10

こちらのサイトで紹介されている「中国人観光客」が海外旅行に行った際に必ず質問するベスト10で第一位が「お湯ないの?」でした。日本のホテルではほとんど見かけるようになった電気ポットですが、他の国ではそういう生活習慣がないので常備していないホテルも多いのでしょう。

このサイトでは「中国人」と書いてありますが、基本的に中華人(中国・台湾・香港)なら誰でもお湯が生活必需品なのです。特に海外に旅行に来ることが多い中高年層なら、なおさらお湯を欲しがります。

お湯の大切さを知らない日本人

銀座に新しくできたショッピングモールに出かけた時の話です。
新しく出来たモールらしく、各フロアに英語や中国語で商品の紹介をするPOPを見かけました。
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なんのための電気ポットなの?

あるテナントショップでは、中国人観光客を意識したPOPをいくつも使用していて感心したのですが、ショップの奥に電気ポットが置いてあるのを見つけました。
電気ポット付近には何もPOPがなく、ポットの中にお湯があるのか、それとも違う飲み物があるのかまったくわかりません。多分、中国人観光客の方にお湯を提供するために置いてあるのだと思うのですが、ただポットを置いただけではおもてなしをしているとは言えません。

商品を売り込むよりも、まずは「くつろい」でもらおう

効果的なPOPで売りたい商品をプッシュするのもよいですが、毎日観光バスに乗り、移動の日々を過ごしているお客様にくつろぎの空間をおもてなしするのも効果があると思います。

お湯でおもてなし

もしお店に1台いつでもお湯が提供できる飲水機(またはウォーターサーバー)があれば、お客様は自然とそこに集まるのではないでしょうか。もちろん飲水機には中国語で

「お湯あります。ご自由にどうぞ=免费提供热水
「当店は飲水機がありますので、ご自由にお使いください
本店有饮水机,欢迎使用

のPOPを添えた方が分かりやすいですね。
本店有饮水机,欢迎使用

◆POP無料ダウンロード「お湯あります。ご自由にどうぞ」
◆POP無料ダウンロード「当店は飲水機がありますので、ご自由にお使いください」

※中国や台湾ではお湯や水が出る給水器を「饮水机/飲水機」と言います。

もしスタッフが中国語を少し話せるなら、お客様に声をかけて休んでもらっても良いと思います。

zhè lǐ yǒu yǐn shuǐ jī huān yíng shǐ yòng
这里有饮水机,欢迎使用
こちらに飲水機がありますので、ご自由にお使いください

お客様の足を止めて集客アップ!

ポットの側に緑茶のパックを置いて無料提供したり、お店にお茶関連の商品があれば、さりげなく置いて宣伝するのも良いと思います。

もし店舗にスペースの余裕があればベンチなどを置いて、休憩してもらうのも良いですね。お店の滞在時間が長くなれば売上アップも望めますし、人で賑わっているお店は、外から見ても魅力的です。

まとめ

中華人がなぜそこまで「お湯」を大切にしているかがお分かり頂けたと思います。
日本では、おもてなしはキンキンに冷えた「お冷」が定番でしたが、中華人のお客様は熱いお湯を欲しがっています。
インバウンド対策として、ぜひお湯を使って集客をしてみましょう。

通年使用するならウォーターサーバーが便利

秋冬はお湯があるととても便利ですが、夏ですと冷たい水を好む方も増えてくるでしょう。そういった時はポットより、ウォーターサーバーの方が使い勝手が良いですね。

人はくつろげる場所に自然と群がります。ぜひ「お湯」を用意して中華圏のお客様をおもてなししてみてください。

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